建前(たてまえ)
先日、お施主さまに上棟式に奉納する御幣作りのお手伝いをしていただきました。表には「祝上棟」の文字と施主名を、裏には日付と施工者名を毛筆で書き入れます。
筆を持つのは小学生以来というお施主さまですが、なかなかの達筆!
大工の棟梁がお飾りして、屋根裏に奉られます。その御幣は、ここでずっと家を守ってくれるんですね。
西日の暑いこの時期ですが、ありがたいことに神社の御神木が遮ってくれます。
前日に先行足場を組み、当日は8人がかりで一気に建ち上がりました。
そして、上棟式。
御幣に向かって二礼二拍一礼、挨拶は手短にそつなくこなし、家の繁栄と工事の安全を祈願して乾杯の音頭をとり、最後に建物の四隅をお酒、お米と塩で清めて、式典は無事に終了しました。
何よりも、ご家族の笑顔がとっても素敵でした。
By さっさー, 2013年7月23日 @ 00:53
上棟すると一気に家っぽくなりますから不思議ですよね〜。
おめでとうございます(^^)/
By manager, 2013年7月23日 @ 08:25
ありがとうございます。
今では上棟式をしないこともあるようですが、簡素でもこういった風習は続けていきたいですね。
絵に描いたものが実際に形になるといつもながらに感動で、お施主さまにもえらく感動していただいてホッとしてます。