Category: 作業場

配筋検査

5月2日 地盤改良工事
直径500mmの湿式柱状改良体を地盤面から3.3mの深さまで計20本施工した後に一旦埋め戻し。5月8日より堀方を開始しますが常水面が浅いので排水には気を使います。
 
5月23日 鉄筋の配筋工事
 
5月29日 型枠工事及びアンカーボルト据付工事
 
 
たまに抜き打ちで現場をチェックしますが工務店の社長自ら率先して掃除を行っているようで、いつも綺麗に片付けられていて感心します。仕事も丁寧で図面の通りに施工されていることを確認して検査は合格とします。

ボーリング標準貫入試験

原位置における土の硬軟、締まり具合の相対値を知るとともに、試料を採取する目的で行うサウンディング試験の手法の一つ。

予め所定の深度まで掘進したボーリング孔を利用して、質量63.5kgのドライブハンマーを76cmの高さから自由落下させてボーリングロッド頭部のノッキングブロックを打撃し、ボーリングロッド先端の標準貫入試験用サンプラーを規定量の30cm打ち込むのに要する打撃回数(N値)により求めます。

木造住宅などの場合は簡易なスウェーデン式サウンディング試験によることが多いのですが鉄骨造の作業場ということもあり、また、地域がら軟弱地盤の可能性が高いのでボーリング標準貫入試験を行いました。

試験前、附近の既データによると支持層は深さ7~8mの位置にあり20mまで調査する予定でした。しかし、実際には地盤の状態が思いの外良く支持層が予想よりも浅かったのは倖いでした。但し、砂質土で常水面が高いので液状化の危険性があります。条件にもよりますが常水面下でN値が20以下の場合には注意が必要です。

和歌山市津波浸水・震度・液状化危険度の被害予測図 より

本日、地鎮祭が執り行われ、いよいよ工事が始まります。